FreeDOのキー設定

はじめに
 FreeDOのキー設定は、バグの為か設定が出来ません。
どうにかならないかと調べたところ、レジストリを書き換えて、
キーボードで操作できるようにする方法を見つけたので、その方法を紹介します。

2007/XX/XX 雑誌やエミュレータ本でここに書いている方法が転載されていますね。
こんな解説でも役に立つなら、なによりです。

レジストリの書き換え方法
FreeDOを起動します。
(初回起動時の場合は、BIOSファイルの指定を要求されるので、BIOSファイルを指定します。)
メニューから、PBUS → Controller1 → Keypad → Configre... を選択します。



キー設定が勝手に動き、すべて ? で埋められていきますが、OKボタンを押します。
いったん、FreeDOを終了すると、レジストリにFreeDOの設定が保存されます。

Windowsの スタートボタンから → ファイル名を指定して実行 → regeditと入力 → OKボタン でレジストリ エディタを起動します。

FreeDOの設定は、
HKEY_CURRENT_USER\Software\FreeDO\FreeDO Emulator
に保存されているので、そこまで移動します。



察しのよい人ならすぐに分かると思いますが、CTRL_0_A などのキーがキー設定です。
ここのCTRL_0_AからCTRL_0_Xの値を書き換えます。

キーボードのキーの値は、ここに書いておきます。

注 : 一部しか調べていませんが、もしかしたら、キーボードによって値が異なることがあるかもしれません。

まず、書き換えるキーをダブルクリックします。
表記の16進を10進に変更。(16進でもいいのですが、10進しか調べてないので10進の値で変更します。)
値のデータを割り当てたいキーの数値に変更して、OKボタンを押します。

例えば、CTRL_0_UPにキーボードの↑を割り当てる場合は、


私の調べたキーの値を見ながら、以下の様に値のデータと表記を変更してOKボタンを押します。


同様にして、すべてのキーを変更したら、レジストリ エディタを終了。

2P側の設定方法も同様に出来ます。
メニューから、PBUS → Controller2 → Keypad → Configre... を選択。あとは1P側の設定方法と同じです。

注 : レジストリを書き換えた後、再びコントローラ設定を開きOKを押してしまうと、設定が元に戻ってしまいます。

これで、FreeDOを起動すると、キーボードで操作できるようになっているはずです。
キーボードで操作できるようになれば、JoyToKeyなどを使用して、パッドで操作することもできるようになります。

レジストリの変更方法は簡単ですが、パッドのボタンがJoyToKeyのどのボタンに対応しているのかを調べるのが面倒かも。